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の活動報告

2023-2024年度 第32回例会

2024/02/28

〇ロータリーソング「四つのテスト」

 

〇本日のお客様 湖彦山広厳寺 住職 神田英俊和尚

 

〇会長挨拶(佐藤昭会長)

 

・先週21日に、割烹魚太で開催されました第1分区の第3回会長・幹事会に出席してクラブ活動状況報告、次年度に向けての取り組み状況等について各クラブとの意見交換を行ってまいりました。また、昨日は、黒川庁舎で開催された胎内市キャリア教育推進協議会に出席し、令和5年度の活動状況及び令和6年度の取組み内容とうについて情報交換をしました。

 

・週末に3月を迎えます。例年だと28日が2月の最終日になりますが、今年はオリンピックのある閏年ということで例年より1日長く29日が最終日になります。そもそも「2月は何で28日しかないのか」正確に知っている人は意外に少ないようです。2月生まれの私もなぜ他の月より極端に日数が少ないかなんて考えたこともありませんでした。

 

・日本の暦では28日の月があることはなかったのです。いわゆる旧暦は月の運行が基準になるので、1ヶ月は29.5日でした。それを大の月(30日)と小の月(29日)に分けるので、そもそも28日という月などありえなかったのです。今は、世界各国で1年を365日と定めたグレゴリオ暦が使われていますが、紀元前8世紀頃はグレゴリオ暦の元となるロムルス暦という暦を使っていました。ロムルス暦では月の数が10個で、現在の1月と2月にあたる月は農業が休みの期間という理由で月が割り当てられていませんでした。その後「やっぱり月が無い期間があるのは不便だ」という理由で、ヌマ暦という暦が制定され、今の1月と2月が追加されたのです。ただし、このころの暦は一年の始まりが3月となっており2月は最後の月とされていました。

 

・ヌマ暦では偶数は不吉とされていたため、月の日数が29日か31日でした。加えて1年が365日しかなかったので、最後の2月に調整し28日となったのです。ヌマ暦の後、太陽年のユリウス暦に改められ、平年を365日、4年に1回の閏年を366日とし、奇数月を31日、偶数月を30日と定めましたが2月だけはヌマ暦と同じ28日のままでした。

 

・その後、さらに精度の高いグレゴリオ暦が定められましたが、やはり2月は28日のままでした。ということで、2月は元々1年の最後の月で、帳尻合わせの月として使われてきたため、他の月より日数が少なくなったのです。奇数月が31日(大の月)、偶数月が30日(小の月)とユリウス暦で定められたと言いましたが、現在の暦では1,3,5,7,8,10,12月が31日、2,4,6,9,11月が30日になっています。これは、ガイウス ユリウスカエサルの後を継いだアウグストゥスが「自分の即位した月である8月を大の月にしたい!」と自己中心的な考えが発端と言われています。

 

 

〇幹事報告(内山明幹事)

 

・例会変更(中条胎内RC、新発田RC)

 

・チャイルドファンドジャパンからの報告

 

・胎内市観光協会総会の案内

 

・エコバック、地区補助金の案内

 

 

〇出席報告(小野正義さん)

 

会員総数48名。出席者36名。無断欠席0名。

 

他クラブ出席等(メークアップ)  2月21日 第3回会長幹事会 佐藤昭会長、内山明幹事

 

 

◎ニコニコBOX(髙橋学さん)

 

・佐藤昭会長、内山明幹事

 

 

〇会員増強委員会(天木正史さん)

 

先日、或る会合で会った「花のひらの」の平野さんに声掛けをしました。例会に来ていただく話をしたのですが、今は忙しい時期のようで落ち着いた頃に伺うと言われました。また来週の例会時に近貴之さんの入会式が行われます。よろしくお願いします。

 

 

〇外部卓話(湖彦山広厳寺 住職 神田英俊和尚)

 

 

・曹洞宗大本山永平寺にて、昭和50年から5年間修業の後広厳寺に仕え、現在に至ります。4と9のつく日にちには髪の毛を剃る事になっており、108の煩悩が髪にあるとの考えにより行っています。

 

・袈裟は福田衣という。福田は作物の沢山とれる水田のこと。お釈迦さまは仏弟子と当寺のバラモン僧の見分けをつけるため水田を見てお袈裟を考え、幾つもの布きれを縫い合わせ耕地整理されている水田の如くに作られました。「田はそこから命のお米が生まれ幸福をもたらす」「おまえ達も自分の心の田を一生懸命耕して、福徳が授かるように仏の道に精進しなさい」と言われ、それ以後は大切に扱われ、仏道修行するもののシンボルとして身に着けるようになりました。

 

・道元禅師の著述「正法眼蔵」には「袈裟功徳」「伝衣」の巻があり、天童山での修行中「袈裟頂戴の偈を聞き感激の涙止まらず」の思いが現在も伝えられています。

 

・永平寺での修行時代は大変でしたが、55年の大法要時に全国のお寺に貼るポスターに私が掲載されたことが思い出になっています。

 

・家族も子どもたちも住職になり日々邁進しています。先代の洞光大和尚は中条RCのチャーターメンバーでもあり大変お世話になりました。私も72歳になり耳も目も衰え、補聴器・老眼鏡を必要とする年ですが、ある葬儀の時「その年まで生きていることに感謝ですね」と言われ精一杯生きなければいけないと感じました。

 

・人は亡くなる時に息を吐くのではなく吸います。「息を引き取る」という言葉はそこからきています。自分の 体を労わって生きて日常に悔いを残さず生きなければならないと思います。本日は貴重な卓話の時間を頂きありがとうございました。

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