中条ロータリークラブの活動報告
2024-2025年度 第41回例会
2025/05/14
〇ロータリーソング斉唱「我らの生業」
〇会長挨拶(佐藤守会長)
・新緑が眩しい季節になりました。天候もようやく安定してきた気がしますし、昨日は満月で田んぼの水面に映る月がなんとも奇麗でした。
・昨日、国際ロータリーからの送られてきたメ-ルを紹介します。2025年規定審議会が4月13日-17日に米国イリノイ州シカゴで開催されました。規定審議会は3年に一度開催されます。規定審議会ではロータリーの組織規定に変更を加える制定案と、RI理事会の見解を表明する見解表明案について審議と投票が行われます。今回の審議会では78件の立法案が代表議員により審議されました。
・その中で気になった案件を紹介します。会員が国際ロータリーに支払う人頭分担金を増額するというものです。円安の影響もありますが、現在一人当たり80ドルの人頭負担金:150円×80ドル=12,000円/人となります。中条RCは12,000円×50人=600,000円。2560地区全体では12,000円×2,000人=24,000,000円が国際ロータリーへ送られます。
・審議会に出席した代表議員は、全会員が国際ロータリーに納める人頭分担金を1年目に3ドル50セントに増額することを承認しました。これにより、会費は2025-26年度の82ドルから、2026-27年度の85ドル50セントへ増額されます。その後、2年目と3年目に3ドル75セント増額されます。当然ですが賛成派と反対派それぞれの意見がありました。増額の支持派は、RIが組織の効率化を図る新たな方法を見出し、これまでと同様に、今後もコスト削減を継続していくと主張しました。年間約4%の増額率は2024年の世界的な物価上昇率を下回っていると主張。
・しかし、反対派は増額が会員数の減少を招き、これがロータリーの生命線である会員基盤を損なうと指摘しました。複数の議員は、RIから代表議員に提供される情報が不十分であり、より透明性の高い情報開示が求められると述べました。
・第2650地区(日本)の代表議員である刀根荘兵衛氏は、過去10年間、会員数は減少傾向にあると述べ、人頭分担金の増額による会員減少は小規模クラブに最も打撃を与えると指摘しました。同氏はRIがより効率的な運営を求め、職員数を削減する必要があると述べました。会費増額は議論の結果可決されました。会員増強を行ってもこれからのロータリークラブの運営はもっともっと厳しくなる傾向にあるということです。
〇幹事報告(五十嵐和彦幹事)
・各クラブ例会変更(掲示)
・ハイライト米山(紹介)
・ロイヤル胎内パークホテル広報誌「Taina!」2025 年5月-6月号(回覧)
・胎内市小中学校合同クリーン作戦(案内)
・親睦ゴルフ(案内)
・最終夜間移動例会(案内)
〇出席報告(須貝秀博さん)
会員総数50名。出席者31名。無断欠席0名。
〇ニコニコBOX(金城勝則さん)
〇各種お祝い(増子達也さん)
【入会記念日】船山栄一さん
【会員誕生日】西奈美公平さん、近貴之さん
【婦人誕生日】山﨑克雄さん、千野健志さん
【結婚記念日】近賢志さん、富樫寿彦さん、加茂一成さん、土田範男さん
〇映画「おばあちゃんの秘密」支援のお願い(中条グランドホテル 池田真一さん)
・今関あきよし監督が胎内市を舞台に一人の女性と孫娘の交流を描く「おばあちゃんの秘密」の映画制作が決まり MOTION GALLERYでクラウドファンディングを実施しています。ご協力をお願いいたします。
〇地区研修・協議会報告(杉田裕一さん、八幡幹男さん、井上大輔さん、内山明さん、富樫新一さん)
・米山記念奨学セッション:寄付増進、選考、奨学生学友会委員会がある。寄付金の集め方について各クラブ事例が共有されました。委員長は特別寄付金を納付した中条RCが現時点で一番かもしれないと話されました。
・職業奉仕、社会奉仕、国際奉仕セッション:社会奉仕活動と地区補助金の活用事例で新潟南RC:新潟市公共施設児童発達支援センター、新潟市児童相談所へ物資寄贈。新潟北RC:市内の子ども食堂にお菓子の詰め合わせを配布。豊栄RC:ミニバスケットボール大会の支援。
・青少年奉仕、インターアクト、ローターアクト、ライラ、青少年交換セッション:若い世代の社会人がリーダーシップや社会活動を行う能力を養うため、時代に沿った内容の検証を積み重ね活動している。台湾交換留学生の活動報告が行われた。昨年度は天木正史さんが委員長を務めていた。インターアクト・ローターアクトでは若い世代の参加が少ない現状があり、各ロータリークラブから活発な活動を促す要請があった。
・クラブ奉仕、会員増強、戦略計画、広報公共イメージ向上セッション:「会員増強の必要性」と「増強のための方策」。戦略計画をクラブ方針にしているクラブが少数(アンケート調査判明)。実践例として新井妙高RC、三条東RC、新潟西RCなどが会員増強に成功している。三条東RC井上氏より、クラブの解散や会員減少の背景には「将来を見据えた対策の欠如」があると指摘され、今こそ会員増強に努めるべきとの意見が出された。
〇地区研修・協議会報告(山﨑堅輔さん)
・出席者の雰囲気や取り組み方について「非常に熱心だという思いが非常に強い」、例年通りの積極性が感じられました。会長エレクトの発表も内容を非常に正確な把握をしているという様に感じ、感心させられました。次年度以降も期待します。
活動報告