各委員会活動
ロータリー地域協働ネットワークセンター
センター長 清水 信博(高田東RC)

当ネットワークセンターの目的を今一度整理すると、平常時では、ガバナーを始め、ガバナー補佐・地区役員の皆様、地区内各クラブの皆様と、災害発生時にどのように行動するかを常に考えていただくことです。心はいつも「常在戦場」の精神を持ち続けていただける様に各種事業を展開していくことです。
また、不幸にも地区内で災害等の非常時が発生したならば、被災クラブやガバナー補佐を通じて、地区内で情報を共有し、地元では対処しきれない「必要人材・必要物資・義援金等の必要資金」を速やかに提供していくことです。
ここにきてコロナ感染もやっと落ち着きを取り戻し、我々の生活も、また精神面でも通常な状態に戻りつつあります。
しかし、感染は終息しても災害には終わりがありません。昨年8月には村上市・胎内市を中心に水害が発生し、甚大な被害が出ました。当時の第1分区のガバナー補佐や、被災クラブの会長・幹事を始め多くのメンバーが被災され、そして復旧に尽力されました。当地区もガバナーを中心に時間に追われながらも対応をしていただきました。有事ですから、模範解答はありませんが、色々な問題が顕著になったのも事実です。今後の有事に備え、しっかり検証して、改善していかなければなりません。ガバナーとの連携はもちろんのこと、地区役員の皆様、各クラブの皆様とより一層の協力体制を進めて参ります。
基本方針
- 「常在戦場」精神を持ち続けるための危機管理意識の啓発事業
- 昨年の反省を生かし、例年行われている「防減災セミナ―」の開催を前倒し、開催します。(各クラブに広く防災意識を深めてもらい、防災体制の構築を促します。)
また、自然災害の原因となる温暖化問題に関心を持ち、自身の問題として捉えるような講演会等を開催します。 - 災害時における当センター・地区・被災クラブの役割の確認の明確化
- 地区内勉強会を開催し、分かりにくい各組織の役割や必要物資等をどのように届けるかなど具体的な支援方法を考えていきます。同時に「資機材リスト」の情報共有と活用を具体的に進めて参ります。