ガバナーメッセージ

D.2560

国際ロータリー第2560地区2017-18年度
ガバナー 新保 清久

新保 清久

今年は、ロータリークラブができて112年目になります。
 さらに1917年に財団ができて100年目の年であります。
 時がたち、今では、ロータリーは世界規模で活動する奉仕団体となりましたが、近年、日米欧の先進国では会員数の減少傾向が続いており、RIは、ロータリーが時代に追いついていないと危機感を募らせております。
 新保年度におきましては、地区役員、クラブ会長、幹事など地区のリーダーと協力して、時代に追いつくべくクラブと地区の変革に取り組んで参りたいと思っております。
 どうか宜しくお願い申し上げます。

国際ロータリーの目標:2017-2018年度

優先項目1の目標:クラブのサポートと強化
1. 効果的な戦略計画を立案、実施するロータリークラブと地区の数を増やす。
2. 会長賞の受賞クラブ数を増やす。
3. クラブ会員基盤の多様性(年齢全般、性別、人種、職業)を高める。
4. ロータリーにふさわしい若い職業人やロータリー学友、自営業、独立業務請負人、個人事業主、退職したばかりの人を勧誘して会員増強を図る。優先項目2の目標:人道的奉仕の重点化と増加
5. ポリオ撲滅という世界の子どもたちへの約束を果たす。
6. 6つの重点分野における奉仕活動と支援を奨励して、ロータリアンと学友のロータリー財団に関する知識と参加を増やす。
7. ロータリー財団の年次基金への寄付(Every Rotarian Every Yearの推進)と恒久基金への寄付(2025年までの目標20億2,500万ドルに近づける)を増やす。
8. 財団への寄付及びクラブ会員増強と奉仕活動の目標をロータリークラブ・セントラルで提出するクラブの数を増やす。優先項目3の目標:公共イメージと認知度の向上
9. ロータリーの人道的奉仕の影響を明確に伝えられるようにするため、データを集めてクラブの奉仕時間と寄付を数量化する。
10. ロータリーの人道的奉仕が世界にもたらす影響に関する資料をクラブや地区に提供する。
11. ポリオ撲滅におけるロータリーの役割とロータリー財団の次世紀に向けた「世界でよいことをする」計画の周知を図る。
12. 多様なメディアを通じてロータリーを紹介するようクラブと地区に奨励する。

地区運営方針

まず第一に、ガバナー補佐、地区役員、各クラブ会長・幹事と協力してクラブのサポートに努めて参ります。
【クラブ基盤の強化】
① 会員にロータリーの知識や関心を高める。会長がロータリーについて例会で会員に熱く語ってもらう。
② 多くのクラブでRI会長賞に取り組む。
有益な奉仕活動の実施によりクラブが活性化します。
③ 会員にMy Rotaryへの登録とクラブ会長にクラブセントラルの利用を勧める。
一瞬でロータリーが世界で行なっていることがわかります。又クラブセントラルでは、立てた目標と進捗状況が一目でわかります。
④ 戦略計画の策定を推進する。
将来に「こうありたい」というビジョンを描き、それに沿って目標と行動計画を立てるのが戦略計画です。
奉仕活動も大型の人道支援だけでなく、地域に密着したものに力を入れる機会が増えると思います。

【社会奉仕活動】
国際協議会で、イアンH.S.ライズリーRI会長エレクトは、環境保全活動として、全世界で会員数分の120万本の植樹をするように提言されました。
当地区では会員数が約2,100名ですので2,100本の植林となります。
資金の手当、植樹場所、樹木の品種、植林後の管理等々についてよく検討して取り組んで参ります。

【青少年への支援】
ロータリー財団奨学生、米山奨学生、青少年交換学生への支援並びに青少年奉仕プロジェクト(インターアクト、ローターアクト、RYLA)への関心を高めます。
将来性豊かな青少年を支援することは、成果が現れるまでに数十年の年月が必要ですが大変有意義なことであります。

【公共イメージの向上】
① 30年以上にわたりロータリーが続けてきたポリオプラスを周知していきます。
② 環境保全活動としての植林の様子を広く広報します。
③ 各クラブでの奉仕活動を地区のホームページに掲載し、多様なメディアで報道してもらいます。

地区の数値目標

My Rotaryの登録 1,600名以上
戦略計画の立案 56クラブ(全クラブ)
会員増強 前年度末比 100名の純増
RI会長賞 30クラブ以上取り組み

R財団寄付

年次基金 150米ドル/1会員
ポリオプラス寄付 30米ドル/1会員
ベネファクター 10名以上
P.H.F 56名以上純増
P.H.S 10名以上純増
米山記念奨学会への寄付 20,000円/人以上(普通・特別寄付合計)
トロント国際大会への参加 30名以上

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