ガバナーメッセージ

「友絆(きずな)」・・・地域とともに

国際ロータリー第2560地区2010-11年度
ガバナー 東山 昕也

東山 昕也

1905年ロータリーの川は小さな四つの源泉から始まりました。それはやがて小川となりそして河へと成長しました。 人はみな、他人(ひと)との関係の中で生きています。住んでいる国、地域も違いますし、それぞれに価値観や生きる目的も違います。違う人たちの調整の要となるのは、他人(ひと)に対する配慮、思いやり、優しさだと思うのです。

レーモンド・チャンドラーは、「人間はたくましくなければ生きていけない。されど人間は、優しさなければ生きていけない。」と言っております。

私たちは現在(いま)、かけがえのないロータリーの出逢いの中で生きています。ロータリーには、喜びと感動があります。そして、一人ひとりの会員の「優しさ」、一つひとつのクラブの「和」、クラブとクラブの「連携」、地区の「連帯」、そして国際ロータリーの世界的ネットワークをもって、それぞれの地域社会にお役に立とうとしているのです。私たちは、懸命に奉仕する意思とサービスを実践するため、人間のつながり、友情を大切にするロータリアンの集まりです。ある先輩ロータリアンは、ロータリーがあるから人が集まるのではなく、人のために尽くす友情があるから人が集まるのです、と話しております。

わが国のロータリーは、1996年をピークに会員が減少の一途にあり、停滞を余儀なくされていますが、国際ロータリーも今世紀に入って転機にさしかかっております。ガバナー補佐制度(DLP)の導入とクラブ改革(CLP)の提案がそれであります。さらにロータリー財団の補助制度の根本的な見直しが進められており、組織、事業計画、管理運営などについてかなり大きな変更が行なわれつつあります。このような時期に国際ロータリー第2560地区のガバナーを仰せつかることになり、その責任の重さを痛感いたしております。

今、社会の変化と共にロータリーを取り巻く環境も大きく変わってきております。RIと地区 地区とクラブ、ロータリーと地区、ロータリーとロータリアン、ロータリアンと正業のあり方など諸問題について常に会員間で話し合って、日々変化し発展する必要があります。会員一人ひとりがロータリーの魅力、本質を再確認し"人のつながり"地域の「絆」家族の「絆」ロータリーアン同士の「絆」を大切にしなければなりません。私はガバナーとして次年度のロータリー活動 は判りやすく「会員のためになるロータリー」「地域社会に無くてはならないロータリー」「クラブの改善」の三つを念頭に置き、第2560地区のテーマは、健康で住み良い社会を築くため「 友(き)絆(ずな)」-地域とともにと致しました。来たる新年度はRI長期計画を基本とし、クラブの活性化 のため会員基盤の維持を図るだけでなく、会員増強・組織強化を積極的に取り組む事でこの一年が実り多く楽しい年になるよう共に頑張りましょう。

地区内ロータリーアンの皆様のご理解とご協力を心からお願い申し上げご挨拶と致します。

●地区テーマ

「友絆(きずな)」・・・地域とともに
 ・ロータリアンの熱き心の絆を大切に友情を深め、地域社会とともにロータリー活動の歓びと魅力をひろめよう。

●基本方針

「喜怒哀楽」
 ・自分自身のためでなく、地域社会に報いる奉仕の実践を喜び、怒り、悲しみ、楽しみを 共有しながら人間の持っているさまざまな感情をまごころと愛で分かちあいましょう。

喜: 友情と四大奉仕に対する歓び!
怒: 環境破壊、飢餓、地域紛争に怒り!
哀: 水問題、災害、識字率に対する哀しみ!
楽: 出逢、経験、感動の楽しみ!

「ロータリーの課題」

 ・「会員のためになるロータリー」、「地域社会に無くてはならないロータリー」、そして、「ロータリーの改善」の三つを念頭におき、私は第一目標として、会員増強を取り上げたいと思います。会員の減少や高齢化、景気の低迷などは各クラブ共通の悩みであると考えますが、会員増強はロータリー活動の出発点です。私は、地区目標として各クラブ純増1名以上を掲げたいと思っています

「創始の精神(こころ)に還(かえ)る」-ロータリーの原点-

 ・ロータリークラブは今から約105年前、シカゴでポール・ハリス達がこの運動を始めたときから、「会員一人ひとりが自分の事業や専門的職業の道徳水準を高め、その職業を通じて社会に奉仕する。」事を基本理念としてきました。我々の先輩たちはこの思想に共感し賛同して会員となり、活動してきたのだと思います。折角ロータリークラブに入ったのですから、こうした先人達の創始の精神を勉強するマニュアルやロータリー情報を提供したいと考えております。是非、すばらしいロータリアンを目指してほしいと思います。

「楽しく元気なクラブ運営」-クラブの見直し-

 ・ロータリー活動の基礎は、あくまでも各クラブの活発な運営にあります。例会に親睦にそして奉仕活動等に、会長はクラブの全員が喜んで参加する雰囲気づくりをすることを心がけて下さい。
 ・魅力あるクラブづくりのために、過去10年間の会員数、所属委員会、出席率、例会および親睦プログラム、予算などの棚卸しを実施し、率直な意見を交換して、クラブの基盤整備と活性化を目指してください。

1)例会の出席率を高めましょう。
-ロータリークラブの例会は事業上の発想の交換の場です。米山梅吉翁は「ロータリーの例会は人生の道場」と語っております。

2)他クラブの活動を知りお互いに学びあいましょう。
-参加することがクラブも会員も活性化すると思います

3)自分のために、他人のためにロータリーの心を学びましょう。
-ロータリーの価値である「奉仕と親睦」「職業奉仕」などロータリーの原則を知ろう。

4)例会外の活動、炉辺会議、委員活動を活発にしよう
-例会の時間内でだけではロータリーの楽しさ、そして奥の深さが味わえないと思います。

ロータリー活動の前途は決して平坦な道ではないかも知れませんが、来る年度お互いに研鑽 し力を合わせて、第2560地区のため、分区のため、ホームクラブのために頑張ろうでは ありませんか。

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