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各委員会活動

パストガバナー

2010-2011年度
東山 昕也(高田RC)

植木 康之(柏崎RC)

親睦と奉仕について

ポール・ハリスは「ロータリーは、親睦と奉仕の調和の中に宿る」と悟り、親睦と奉仕とを等位の概念として提える考え方を提唱するようになり、親睦と奉仕とをいったいどのようにして調和させるか、その立場から「ロータリーの本質は寛容の中にある。寛容な態度をもって皆がお互いに仲良くしながら、その仲良くするエネルギーが世のため人のため使われる」という図式を開発したのは大変見事であると言わなければならないのであります。これがパールハリスのロータリー理論「ロータリー寛容諭」であります。即ち親睦も大事だが、同じ位に奉仕も大事。奉仕も大事だが、同じ位に親睦も大事。従ってお互いに寛容な心を持って、自分の意見を相手に押し付けてはならない、というのであります。

ところで「我らの親睦のエネルギーを世のため人のために」ということは、言うことは易しいが、これを原理的に理解するのはかなり難しいのであります。と申しますのは、親睦というのは、ロータリアン同士がクラブの中でお互いに心と心を温めることでありますが、これに対して、奉仕というのは、ロータリアンがクラブの外に向けてロータリアン以外の人達のことを考えることだからであります。このように、エネルギーの方向が全く正反対でありますから、「我らの親睦のエネルギーを世のため人のために」とういことはいったいどのように理解すればよいのか、これはかなり難しい課題であったと謂えるのであります。そこで初期のロータリアンは、1907年時点においては何らの先例もなかったので、何もないところから考え行かなければなりませんでした。そこで先ず、最も素朴な考え方を採りますと、親睦は親睦、奉仕は奉仕と考えます。従って親睦というのは、ロータリアンが物心両面の助け合いをすることであり、具体的には、会員は親類付き合いをするから利益を貪ってはならないというのでお互いに原価で取引をしたり、またお互いの職業を地域社会の人に宣伝し合ったのであります。

また、会員相互の企業経営上の悩みや問題点について智慧を出し合ったのであります。所謂アイディアの交換、発想の交換であります。このようにして、親睦活動の結果、皆が豊になればその所得の一部を世の中の恵まれない人達に提供すること、これが奉仕であると考えたのであります。勿論、世の中の恵まれない人達を救済することは国または地方自治体の役目であるという建前にはなっていますが、これは財源の限界がありますので、国がすべての人を救済することはできません。そこでロータリアンが豊かになった自分の所得の一部を提供することによって、その人達が喜ぶならば、これが世のため人のための奉仕をしたということになるのです。

最後にガバナーを経験することは多くの事を学ぶチャンスです。何より地区内外の多くのロータリアンの友人を得られることです。

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